老後のことを考えると、バリアフリーの住宅が良いのではないかと思いますよね。
最近では、初めからバリアフリー住宅として作られているものもありますが
まだまだ現役なのに、最初からそういった住宅を買うというのは
果たして良い選択と言えるのでしょうか?
バリアフリーというのは、そういう方たちにとっては
障壁を無くしてあるので過ごしやすいですが
そうでない方からすると、かえって日常生活で
ちょっとした不具合がある場合もあります。
かと言って、年齢を重ねたりして、バリアフリー住宅の方が住みやすい、という
時期が来る可能性もありますよね。
ですので、最初からバリアフリー住宅にこだわるのではなく
その時になってからバリアフリーにリフォームする、というのはどうでしょうか。
基本的に、バリアフリー住宅において重要なことと言えばまず広さです。
広さがあれば、何かとリフォームをしやすいと言えます。
普通の住宅にするにしても、それなりに移動のためのスペースが広めになっている、
ということであれば、後からどうとでも住宅は老後に適したものに変更できるでしょう。
コストはかかることになるので、その点で言うとつらい部分もありますが
現役のときから老後のことだけを考えて住宅を購入するというのは
本当に効率的なのか、というのを考えてみましょう。
ちなみに、現役を引退してから老後に新しい住宅を購入するというのであれば
もちろんバリアフリー住宅にして問題はないです。
価格について、安く作れる住宅なのかというとそうではありません。
こればかりは、どの土地に建てるのか等色んな要因がありますので
一概に言えることではないです。
老後に住むのであれば平屋の方が良かったりはしますが
二階建てにするにしても階段を広めに取ったり、そういう工夫が
されているところを選ぶようにしましょう。
もしくは一から建てるのであれば、何かと介護の際など
スペースがあった方が便利なので、あるゆる箇所を広めに確保しておくと
対応がかなりやり易くなるでしょう。
