マイホームづくりでは、とにかく決めることが多いのですが、
その中でも家の印象を左右しやすいのが壁紙ではないでしょうか。
防音や吸音、防火といった構造的な問題をクリアした上で
壁紙をどのように設定するかと言う選択に入ってきます。
営業担当や設計担当の方から提案もあると思いますが
まずは、やはり色調をどうするかという話になるでしょう。
部屋ごとに変えても良いですし、家全体で統一感を出しても良いと思います。
また、壁紙は今や色んな種類があり、色だけでなく素材感であったり、
厚みやタッチが違ったりと選択肢が豊富です。
もちろん、壁の面積の分だけコストはかかりますので、単価が高いものだと
予算との兼ね合いも注意しておかなければなりません。
また、多かれ少なかれどうしても汚れてしまうと思います。
場合によっては清掃する際に汚れが落ちやすい素材かどうかも
注意した方が良いでしょう。
さらに、場所によっては日に焼けやすかったり、
湿気で傷みやすい場所もあるでしょう。
もちろん10年や20年経ってくると貼り替えも検討しないといけませんが
可能な限り、掃除をすることでキレイに保てるのであれば
それに越したことはありません。
どうしても、黄ばみ等は出てくると思いますが、
極力目立たない壁紙を選ぶことも出来ると思います。
また、住み始めてから細かいことが気になりだすのですが、
壁紙と壁紙の張り合わせの部分のアラが職人の力量によって見えてくることもあります。
どのような住宅会社でも引渡し後のチェック時間がありますので
それで気づいた点は修正してもらうことをお勧めしたいと思います。
引渡し後にこのような点が分かる事はままあることです。
そして、どのレベルまで指摘をして修正してもらえるかどうか分かりませんが、
気になるところは正直に話をし、交渉することがお勧めです。

壁紙を全て張り替える事はなかなか難しいと思いますので、
設計段階で入居後すぐの手入れ等で賄うことを心がけなければならないと思います。